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琵琶湖の夕陽が好き

月に1度、主人の実家である
滋賀県は米原の琵琶湖の畔の
家に義母の様子を見にくるように
なって、もう3年くらいになるかしら。

 

元々、主人が帰らないお盆や
GWとかも私だけは帰っていたの。

 

その時に私の友達が遊びに来て
母が料理して、
私と私の友達が飲んでいる…と言う
そんな日々でした。


(琵琶湖の畔で飲む!)

母の作る唐揚げが最高でね。
みんな、唐揚げと小鮎の天ぷらを
食べに来ていたの。

 

小鮎は地元でしか食べれないの。
1日経つともうお腹が破裂しちゃう。
朝買ってきて昼には揚げると言う
感じなんですよ。

主人の実家に初めて連れて行って
もらった時…

 

あれは2007年の5月だったかな。
行きの新幹線の中で話を聞いたら
年上だと言うことは伝えたけど

12歳年上だと言うことも
バツイチだと言うことも
伝えてない、と言われて…

 

終わったな…

と思ったんですよ。

 

が、しかし!

 

前提が現実を作るのを知っている私

 

いかん!取り消し!と
その前提を取り消した。

そして、
会ってどんな話をするとか
全く想像できないから、

帰りの新幹線で
「良かったねー」と乾杯している、
と言うイメージをひたすらしたの。

 

そして行った初めての主人の実家

 

当時はお父様もお元気で…
その小鮎の天ぷらや唐揚げ、
琵琶湖の名物、鮒寿司が
振る舞われて…

そのうち、主人が
「結婚したいんだけど」と
言ったら

「いいんじゃない」とのこと。

え?いいの?
何も聞かないの???

 

前の結婚が周りも心配するくらい
大変なものだったので
あまりのあっさり加減に
びっくりしたのを覚えています。

 

そして、帰りの新幹線では
イメージ通りに

「乾杯〜!」とビールを飲んで
帰ったのでした。

 


(この夕陽が好き大好きなの)

あれから16年、
父も亡くなり、母も難病であることがわかり、
歩くのが大変になっていてね。

明後日からまた1ヶ月くらい
リハビリ入院なんですって。

元気に帰ってきてくれるといいな。

 

 

人は痛みを忘れている

パワースポットにはもう行かない

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