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23.視点を固めない

こんにちは、林ゆう子です。

昨日は京都の勉強会でして、宇宙人の話から寅さんの話、そしてその中からの深い話になりまして、大変に良い時間となりました。
その中で「視点」の話になりましてね、こういう勉強をするのも視点をあげていく、つまり霊性をあげていくためのものだというお話。


(空飛ぶ茶室)

実はわたくし、子供の頃から視点が定まらないというのか…すぐふっと視点が動いてしまうのですよ。それが普通のことではないんだ、と知ったのは実はつい最近のことなのですよね。

友人と視点の話になった時に列車に乗っていたのですが、自分はこうしてあなたと話ながら窓の外のあの木から列車の窓の中にいる私たち二人を見ることができる、と言いましたら「それは普通にはできないこと」と言われて驚いたのでした。

 

しかも、同時多発的に色んな角度から見ている自分がいます。多分、そういうところがあるものを決まった使い方ではなくて、もっとこうしてみよう…とかこれに使えないかとか新しいアイディアが出てくるのかもしれませんね。

昨日の勉強会に出ていた方とお話をしていて、自分は1つの見方しかできないことが多いから、そんな見方があったか…と驚きますと言われてそういうものなんだ…と改めて思いました。

 

以前、フォーカスチェンジという講座をやっていたことがあります。これは視点の変え方のヒントを学ぶ講座でして、どうすると発想が変わってくるのか…ということをENMAカードというわたくしが作った言葉だけのカードを使って体験していただく内容でした。

 

そこでやっていたことを少し紹介…。

例えば『犠牲』という言葉から連想されることを1分間で書き出してみてください。

何個、かけましたか?

 

でね、出てきた答えを見て欲しいのですが、その答えを導きだすときに何か質問をしているのですよ。例えば…

「子育て」…犠牲になったと思っていることは?

「母」…犠牲になっている人は誰?

「戦争」…犠牲になる人が多いのは?

…などと言う具合です。自分がどんな質問を自分に投げかけて、この答えを導き出したのか考えてみてください。

多分、出てくる答えが少ない方って同じ質問しかしてないと思います。
どうですか?

そして、答えがいっぱい出てきた人というのはこの自分に対する質問の種類が多岐にわたっているのです。

視点を増やすトレーニングとして、この質問の種類を多くしてみるということを意識してみてはどうでしょうか。


少しずつですが、違う角度から見ることができるようになりますよ。
自分一人ではなかなか考えつかないので、他の人と一緒にやってみるのをお勧めします。すると思いもしない答えが出てきて、どうしてそれが出てきたのか聞いてみると、なるほどそういう視点があったかー、となりますから。

22.人は言いたいことを言いたがる

24.いつもと違う道

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