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私が香水を創るまで

私はその方の目的に合わせた香りを創っておりますが、うちには日本でもなかなか手に入らない珍しい香料があったりします。

 

シャネルが使う最高級のイランイランと同じ釜のマダガスカルイランイランや中国奥地にしか生息しない珍しい花の香料とか、沈香の木から抽出した卸値で一滴数千円の香料とか。

 

今日はその香料たちと出会うことになったお話をしましょう。

 

あれは2015年くらいでしたか、神楽坂の友人のところに施術に行きました時に、彼女から「ゆう子さん、お好きだと思うから」と紹介された店がありました。

 

神楽坂のメイン通りにあるその店は軒先にスリッパなどが並び、中に入ると絨毯やらカーテンやらが並んでいるかと思うと流木やアジアっぽい骨董が並ぶ不思議な店で何屋??といぶかしく思ったものでした。

 

奥に行くと円顔のおばさん(それが先生なんですが💦)が「なんですか?」と冷ややかに聞きます。

 

「紹介されてきたのですが、香水を創ってくださるとか…」と恐る恐る言う私に「白い花と黄色い花どっちが好き?」と聞く先生。

 

「白です」と申しましたら、じゃあ、と何故こんなものがあるの?という店の奥の方に並ぶビーカーや薬瓶のようなものが置いてある棚の前に。なんでこんなものが絨毯やカーテンと一緒に置いてあるの?この店ってなに??と思う私。

 

そこから何本かの薬瓶(香料瓶なんだけど)を取り出して、「これの匂いを嗅いで好きな順番に並べて」と仰る。

言われた通りに並べると、先生がふーーんと言いながら紙に何かを書いていくのです。

 

そうしてしばらく待つと香りが出来てきて、使う時に気をつけることなどをお聞きして持って帰ったのでした。

 

しかし、最初に作った香りは2週間も経つとなんか違う、と思うようになったので、その店に再度出かけて行ってもう一度香りを創って欲しいとお願いしたのでした。

 

その時に創って頂いた香りがとても気に入っていて、それを2ヶ月くらい使って使い切った頃にまた次のものを作ってもらいに出かけたんですよね。そして香りを勉強したいということを先生にお伝えしました。先生のところに通って教えてもらうことはできませんか、というお願いをしたのです。先生は聞かれたら答えられるけれど、講座みたいなことはできない、というお答えでした。

そんな感じで3回目の香水を作って頂いた頃にある先生(別の方)にリーディングをしてもらった結果、私は数字に対してのリーディング能力があり、それをもっと活用するべし、というハイヤーセルフからのアドバイス。

 

数字?何それ??と思っていたのですが…

 

その先生のところで使っている香料に番号が振ってあったのです。香料の種類ごとにナンバリングがしてあったのですね。

 

…これは…と思って、ある方、こんな性格の方でこんな望みがある方、というのをターゲットして、その方をイメージして浮かんでくる数字を書き留めていったのです。それを何パターンが作っていって。

それを持って先生のところへ行ったのです。

こんな人のこんな望みに対して、この香料は有効か?ということをお聞きし、それをもとに先生に調香して頂きました。

 

その頃気がついたのですが、この何屋さんだかわからないこの店には全国の香り関係者が集まるところだったのです。香り業界の重鎮から大学教授、スピリチャル系の人やアロマ系の方々。知る人ぞ知るところで、先生のところにしかない香料を手に入れるためにきていたり、作ったものをきいてもらいに集まっていたのです。

店にゴロゴロ置いてあった流木と思うような木は実は香木で、この大きさのものがうちのマンションより高いの??と思うようなシロモノだということにはもっと後で知ることになるのですが…

 

そのうち数字を出すにはペンジュラムを使うようになりました。これを1年くらい毎月通っては色んな人の香水を作り、それを評価してもらって、調香していただき、それを実際にその方に使ってもらって効果を検証する、ということをしてまいりました。

 

そのうちにこういうテーマのもとに香水を作りたい、ということでその場で香料を選んでいき、ブレンドも自分でやってごらん、ということになりました。一滴で香りが全く変わってしまいます。ある程度のところまでブレンドしたら、あとは香りをききながら、一滴づず加えていって香りの違いを感じ、自分の納得いくバランスになるまでやるのです。もちろん、さっきまでの方がよかったーということもたまにはありました。

だから私は調香の学校やスクールも出てません。

もちろん、そうしたところに通った方がいいのでは…??と思い、先生にもご相談させて頂いたのですが、「林さんの作り方は非常にユニーク。これは調香を学んだ人にはできないこと。私はそのままでいいと思います」と言って頂いたのです。

そんなことで独自路線を貫いているわけです。

2年半くらい、そんなことを続けたころに先生から「売ってみたらいいんじゃない?」というお言葉を頂き、Mistic Scent(ミスティック・セント)として2017年から販売することとなりました。

 

当初はあちこちに出かけることが多かったので、その土地のエネルギーを入れて、その時降りてきたテーマに従って調香したものを販売しておりました。

 

そのうちの幾つかが先生の大絶賛を受けて、永久版として残っているのが
・飛天女(ひてんにょ)
・銀龍香(ぎんりゅうこう)
・凰華(おうか)
・咲麗香(えれいか)
の4つの香りです。

そして、2020年に先生から「林さんはもう1人で全てできるから」というお言葉をいただいたのでした。

ここには沢山の人がくる。
香りを作る人は沢山いますが、林さんのように個人を細かく見て香りを作れる人は他にいないから自信を持ってやっていきなさい」というお言葉を頂きました。涙が出てきましたよ。

 

個別でその人のための願いを叶える香りを作ってます。

女性らしさを出す
行動できるようにしたい
ご縁ができるように
決断ができる
不安でも動ける
リラックスする
今の私に必要な香り

色んなオーダーがあります。

また、例えばお店用のルームフレグランスを
作って欲しい、というような依頼もあります。

お客様がリラックスする
信頼される
リピートしたくなる

などなど…

 

香りは不思議です。
思考を通り抜けて、脳に直接影響しますので無意識にその行動を取りやすくなるのですよね。

媚薬ってそうでしょ?
その香りを嗅ぐと理性とかなくなって、抗えなくなったり、思っていない行動を取ったりさせるものじゃないですか笑

香りは究極の魔法です。

 

オーダーはこちらから賜っております。

オンラインショップ イデアキューブ
https://ideacube.thebase.in/

 

私が手元にある香料をここに置いておくだけではなくて、人様のお役に立てたいと思っています。あなたのための世界に一つ、あなただけの香りを作りませんか?

ルームスプレーなども、こちらから賜っております。オーダーメイドを選んで備考欄にご希望をおかきください。

 

クリアニング・スプレー

自分で体感するから

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