前回書いた、
エネルギー体の足先がなかった方の話もそうなのだけれど、
私のまわりには時々、
「え? なんで治ったの?」
ということが起きる。
高校の同窓会に行ったときのこと。
学生時代、ラグビー部だった
こいちゃんが私の前に座っていた。
うちの高校は、
花園で全国一位になったこともあるくらい、
ラグビーでは有名な学校だった。
しかも校技が、
男子はラグビー。
女子は剣道。
だから入学したばかりの頃は、
それまでラグビーなんてやったこともない男子たちが、
5月頃になると松葉杖をついている。
そんな光景も珍しくなかった。
でも3年生になる頃には、
みんなそれなりにラグビーができるようになっていたんだよね。
こいちゃんは、
大学でもラグビー部に入っていた。
大学4年生の頃だって言ってたかな。
試合中に、
左手の薬指を反対方向に骨折したそうだ。
それ以来、
その薬指を内側に曲げることができなくなったという。
同窓会で、
「今、何やってるの?」
と聞かれたのだけれど、
説明するのが面倒だった私は、
みんなの頭を10秒くらい触って、
小さくする、ということをやっていた。
すると、こいちゃんが言った。
「おてるさん」
――学生時代の私のあだ名です。
「こんなのも治るの?」
そう言って見せてくれたのが、
ずっと曲げられなかった薬指だった。
「どれどれ」
と、指を触って、
スリスリ。
3分くらいだったかな。
「どう?」
と聞くと、
「……え?」
「曲がる!」
「え?」
本人が一番驚いていた。
その時の動画では、
「学生の時からずっと動かなかったのが、動いてるんだけど」
「今、急にあったかくなってきた」
「握れる」
「ここだけずっと浮いてたのに」
「信じられない」
と、何度も指を曲げながら話している。
私自身は、
何か特別なことをした感覚はない。
その指がまだ普通に動いていた頃の状態。
その時の周波数に合わせて、
今の指になじませていった。
私の感覚としては、
そんな感じだった。
もうひとり。
同級生の、なおちゃん。
五十肩で、
腕が上がらなくなっているという。
こちらも少し触らせてもらった。
なおちゃんの場合、
私には「何かが刺さっている」ような感覚があった。
だから、
「刺さっているものがあるテイ」
で、それを抜いてみた。
時間にしたら、
本当に短かった。
動画を撮ろうと思ったら、
もう終わっていたくらい。
たぶん1分程度。
すると、
ずっと痛くて上がらなかった腕が、
普通に上がる。
本人も、
「全然違う」
「不思議」
「嬉しい」
と驚いていた。
ただし、
ここはとても大事なのだけれど、
すべての人が
同じように変化するわけではない。
これまでにも、
何をしてもまったく変化がなく、
微動だにしなかった方はいる。
また、
その場では楽になったのに、
家に帰ると元に戻ってしまう方もいる。
だから私は、
「このやり方をすれば、必ずこうなる」
とは思っていない。
身体だけの問題ではないことも、
あるのだと思う。
その人の状態。
意識。
その場の空気。
暮らしている家。
日常的に触れている人や環境。
そういうもの全部を含めて、
私たちはひとつの状態をつくっている。
実際、
「この人は身体より先に、
家の状態を整えた方がいいな」
と感じることもある。
場所のエネルギーというのは、
私たちが思っている以上に大きい。
だから私は、
誰かを「治している」という感覚が
あまりない。
その人の中に、
もともとあった状態。
本来の身体。
本来の流れ。
そこへ戻るためのきっかけを、
ほんの少しつくっている。
そんな感覚に近い。
こいちゃんの指も、
なおちゃんの肩も、
私が新しいものを
つくったわけではない。
もともと、その人の中にあったものが、
一瞬、表に戻ってきた。
エネルギーを扱っていると、
「治す」より、
「戻る」
という言葉の方が
しっくりくることがある。
身体は、
私たちが思っている以上に、
本来の自分を
知っているのかもしれない。
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自分の可能性を、もっと自由に。
長野県茅野市を拠点に、意識とエネルギーの可能性を探求しています。
林ステラゆう子
意識のデザイナー/周波数調律師
活動やセッションについてはこちらから。
🌿 公式サイト
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