そんなことで、会社で仕事をしながら週末はセミナーを企画したり、お料理教室やアクセサリー教室をしていたわたくし。
それでも、それらで独立して会社を辞めようとは思っていなかったのです。
ただ、33歳くらいの時からリストラされる人たちを見て、自分は生涯現役でいたい、という思いがございました。
不安をみるのか、希望を見るのか
1990年の4月に会社を辞めることになったのですが、実は前の記事で書きました西洋占星術の大家、松村先生に「ゆう子さんはここで辞めないともう辞めれないね」とその2年くらい前に言われていたのですね。実は政治家や大企業の社長を見ている気学の先生からも別のときに同じことを言われたのです。
それでも何をやるのか、さっぱりわからなかったので辞めると決めれないでおりましたら、まー、色々なことが起こりましてね。辞める流れとなっていったのですよ。
わたくしね、この今のうちに引っ越すときにその気学の先生に見てもらいましたんです。ですが、あろうことかその先生が大間違いをしていましてね。
最大吉方位と思っていたのが実は大凶方位、しかも日を選んでいるので、三乗くらいに悪いほうへ方位を取ったのです。出来事としてはその時から生理痛が最高潮に酷くなり、毎月気絶するくらいの激痛。彼とは別れ、仕事は辞め…収入はそれまでの1/3以下になる、という状態だったのです。
ですが、それから6年くらい経つまでは自分は吉方位に来ているのだから、と信じてましたのでそうしたことも一切気にならなかったのです。
後年、友人の気学をやっている方から言われたのは「死んでもおかしくない凶方位を踏んでいる」とのこと。仕事がうまくいっていたのが奇跡だと言われましたよね。でも、この時いい方位取っていたらもっと成功していただろうと。
まあ、そんなことは後の祭りというやつです。
みなさんでしたら、どう思いますか?
「あの気学の先生のせいで…」と恨み辛みを言いますか?
「だから、私はダメだったんだ…」と落ち込みますか?
「あれさえなかったら、もっと成功していたのに」と腹立てますか?
どれでもいいのですが、終わったことにそんなこと思ってどうするんでしょうね。例え、そうだったとしてもそれを踏まえて、どうしたいの?どうなりたいの?って話じゃないですか。
そこで、わたくしの採用した考え方はこうでした。
「そんなにしてまで(代々木)八幡様はわたくしをこの地に呼び寄せたかったのね!」という前提。ここはわたくしにとってラッキーな場所になるのだから、その凶方位の影響は受け取らない、とね。
わたくしね、すべてこういうことの連続だと思っているのですよ。
人生、いいことばかりではありませんでしょ。悪いことも起きるわけです。そして昔はそういう悪い事があると、悪いほうへばかり思考を巡らせて、より不幸になることを選んでいたのです。そういう自分の癖から抜け出したかったのですね。30代の後半はこの思考の切り替えトレーニングの連続でした。
一人で仕事をしておりますと、もちろん不安にもなりますでしょ。自分の気分が即、仕事に影響してきますから、どれだけ安定した精神状態を作っておくか、ということがポイントになってまいります。だから、常に自分を内観して今、どういう前提を採用しているのか、「それは本当?」といつも自問自答して、いやいや、これは事実ではないぞ、という視点を持つようにしておりました。
つまり、無駄に落ち込まないようにしていた、ということです。
不安はなくならない
よく皆さまは不安をなくそう、なくそうとされていらっしゃいます。不安がなくならないことにフォーカスして動けない方も多いですよね。
そもそも、不安ってゼロにはなりませんから。
ええー?不安ってなくならないの!?
ええ、忘れてることはあっても、なくならないですねー。特に何十年もネガティブやってきた方々はそんなにすぐに不安なんてなくなりはしませんよ。でもね、それでもいいのです。それでも出来る事はあるのです。
わたくしね、いつもこれを綱渡りに例えるのですが、不安って綱渡りの綱のような感じを受けるのです。つまり、綱を渡るときに綱を意識すると怖くなって転がり落ちるように思うのですよ。でも、渡った先を見ていたら、綱を渡っていることは知っていても、あえてフォーカスはそこに向けてない感覚。わかりますか?綱は渡っていることは知っているのですよ。でも、そこを意識しない感覚です。
不安はある、あるのは知っている。でも敢えてそこに意識を向けない、という感覚です。不安をなかったとこにしたり、蓋をするのとは違うのですね。
これが出来るようになってきますと、無駄に気分を落とすことはありませんから。本当に、皆さまは無駄に気分を落としているのです。無駄に!
だいたい、皆さま、「起きてないこと」「事実でないこと」「確かめてないこと」「どうにもならないこと」などにあれこれ妄想されて、こうなるにちがいない…となって欲しくないほうのことばかり、考えていらっしゃらないですか?それ、なって欲しくない方を宇宙にオーダーしている状態ですからね。
無駄だわ〜。
思考というのはエネルギーなのですね。
そのエネルギーをなって欲しくない方へ使っていらっしゃる。無駄になって欲しくないほうをへ石炭くべて宇宙にもっともっと!とオーダーしているようなもの。そして、そのオーダーが通らないように全力で抵抗するんですもの。
そりゃ、エネルギーロスしますって。
ご自分のエネルギーが有り余っているならよろしいですが、そういう方ってほとんどいらっしゃらないわ。
そして、疲れて本来やることができないでいらっしゃる。そんな方が多いようにお見受けいたします。
このね、不安のコントロールが出来てくると、様々なことが好転してきますよ。
次回は不安をコントロールする理由についてお伝えいたしますね。
(つづく)
「フリーマインドという生き方」
「フリーマインドという生き方2感情を感じてみる」
「フリーマインドという生き方3何を欲しているのか明確にする」
「フリーマインドという生き方4気楽さと覚悟を持つ」
「フリーマインドという生き方5不安をコントロールせよ」
「フリーマインドという生き方6一番大切なことは〇〇」
「フリーマインドという生き方7自分と社会と調和させる」
「フリーマインドという生き方8内面と外見を一致させる」
「フリーマインドという生き方9環境が合わないと思ったら…」
「フリーマンドという生き方10価値観の違う人といない」
「フリーマインドという生き方11 人との付き合い方」
「フリーマインドという生き方12「ちゃんと」をやめる」
「フリーマインドという生き方13直感を信じるために」
「フリーマインドという生き方14気軽さを持つこと」
「フリーマインドという生き方15妄想癖のある人たち」
「フリーマインドという生き方16自分を一番傷つけるのは…」
「フリーマインドという生き方17ちゃんとやる、とは…」
「フリーマインドという生き方18自分のオーダーを知る」
「フリーマインドという生き方19色々体験してみたらいい」
「フリーマインドという生き方20こうしなくちゃ、はやめる」
「フリーマインドという生き方21.思いつきでやってみる」
「フリーマインドという生き方22.ある方を見る、の意味」
「フリーマインドという生き方23.正しい宇宙へのオーダーの仕方」
「フリーマインドという生き方24.ブラック上等!」
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