もう、2017年も残すところあと2週間となりました。
今年はあなたにとってはどんな年でしたか?
この時期になると一年の振り返りをしたりしますよね。多くの方は振り返りというと、目標に対してどれくらいできなかったか、ということを見ていきませんか?そして、その分をどうしていくのか…というような対策を考えます。ああ、今年も自分はまた何もできなかった…。あれも、これもやろうと思っていたのに…と何もできずに今年がまた終わってしまう…と感じている方も少なくはないでしょう。
でも、これは間違った振り返り…なのですよ。
正しい振り返りとは
数年前からわたくしが必ずやっている振り返り、の方法があります。それはダイアリーの中にも入れていますが、できたことを振り返るのです。
それでは、みなさんご一緒に振り返りをいたしましょうか。
A4の白い紙を1枚用意してください。そして、縦に2本線を引いて、横に2本線を引きます。
昔、○×とかやったことがないです?3つ○か×が並ぶと勝ち、みたいな…。要は#を書いて紙を9マスに区切ります。上から隅に番号書いてください。
6 3 7
2 4
5 1 8
これはマンダラ・チャートというもので思考を整理するときに役立ちます。
真ん中の開いたところのマスの上に小さく「2017年振り返り」と書いておきましょう。
さあ、そして次の質問の答えを番号のマスのところに書き込んでください。手帳などが手元にあったら、それを見ながらやったことを思い出してみてください。
1、1〜2月でできたこと、やったことは何ですか?
2、3〜4月でできたこと、やったことは何ですか?
3、5〜6月でできたこと、やったことは何ですか?
4、7〜8月でできたこと、やったことは何ですか?
5、9〜10月でできたこと、やったことは何ですか?
6、11〜12月でできたこと、やったことは何ですか?
7、一番嬉しかったことは何ですか?
8、昨年より成長したことはなんですか?
コツは凄いことをかかない、ということでしょうか。色んなやったこと、でこいたことがあったはずです。でももう忘れてしまっていることが…。
昨年はこんなことで落ち込んでいたけれども、今年はそうでもなかったとか、新しくやったこととかあったはずです。そうしたことを丁寧に掘り起こしてみましょう。
そして、1〜8の質問に答えてみると、このA4サイズの紙1枚で1年を振り返ることができました。そうしましたら、真ん中の開いているスペースに、この1〜8に答えてみて、2017年ってどんな年だったのかな、と思ったことを書いてみてください。気づいたことでも、感想でも…。
今年にタイトルをつけてみるのもいいでしょう。
『アップダウン競争曲』
『再生』
『人生の分かれ道』
『一人芝居』
…
…
…
今までの講座などででてきたタイトルです(笑)
しかし、こうして振りかえってみると意外と色々やっていたことがわかります。おすすめは一人でやるより3〜4人で飲みながらでもワイワイと書き出してみて、それぞれにシェアしてみること。
そして、何もなかったと思っていた今年に本当は色んなことがあったこと、自分だってやっていたことがあったことをちゃんと意識してほしいのです。
するとあなたの頭は「何もできなかったわたし」から「意外と色々やっていたわたし」というセルフイメージに書き換えるのですよ。
この心の状態から来年の展望を考えてまいります。
どうしたいのか、クリアーですか?
何もできなかったわたし、というセルフイメージからやりたいことを考えるとどうしても脳が萎縮していて、大したことを思いつかないのです。または恐怖や不安、このままではダメだ、どうにかしなくては…という思いを持って〇〇をする!売上を上げる、人気サロンにする…などと言ってしまったりするのですよねー。
その時にそれが叶っていると思えている度、どれくらいですか?
叶っていると思っているMAX10だとしたら何点?8超えてます?え、超えている?…それ、本当ですか?
ですが、「色々できていたわたし」というセルフイメージから考えると脳がリラックスしているので、こんなこともできちゃうかも?あれもやってみようかしら?と考えるのです。
たとえ、同じことがでてきたとしても波動が違うの、わかります?
そして、そのやりたいことや叶えたいこと、どれくらいクリアーですか?
ぼんやりしてませんか?ちゃんと言語化できますか?
望みの叶わない人の多くは「言語化できない」ということがあげられます。わたくしたちは言葉を使って考えているのです。口に出さなくても心の中で言葉をつぶやいているのですよ。そしてその通りに行動しているのです。
是非、ぼんやりとこうしたい…というのではなく、言語化してみてください。
またはそのイメージに近い写真を探すこと。それを是非、やってみてください。
宇宙にちゃんとオーダーする、ということをしませんと願いは叶わないですよ。
「フリーマインドという生き方18自分のオーダーを知る」でも書きましたが、本当に正しいオーダーをしてくださいね。
フリーマインド的願いの実現の仕方
昨年から、わたくしはある実験をしておりました。年初にある程度具体的なこうなりたい、という年末の姿をオーダーしたのです。そして、そのために何をするのか、ということは考えないようにしたのです。考えない、というのは誤解がありますかしら。
頭で〇〇をしなくちゃ、というような考え方をするのを一切やめたのです。
会社とかだと、年初に売上目標を決めて、そこから月ごとにどれくらい数字を作るかということに落とし込みますでしょ。そのために何をどれくらいやるのか、新規のお客様をどれくらいとるのか…などなど。そうした頭で「こうしないと…」と考えたことを一切やらない、ということを意識したのですよ。そして、やるのは楽しいこと、やりたいことだけ。
これを徹底的にやったのです。
…と言葉で書くと簡単そうですが、なかなか「ちゃんとやらないと」が染み付いている方にはしんどいと思いますよ(苦笑)自分が楽しい、を選択し続けるのですよ。「自分だけが楽しんでいいの?」とか要らない罪悪感が湧いてくる方もいらっしゃるでしょうねー。
無意識にこうしないと…ということをやろうとしている自分にどれだけ気づけるでしょうかしらねー。それくらい意識をしないと、自分が楽しいと思うこと、やりたいと思うことを選び続けるのはある人たちには難儀かもしれません。
売上上がっていても、頼まれても、自分がやっていて面白くないものはやめるんですよ。ええーー、そんな怖いことできますか?(笑)
まあ、そうしてですね、昨年の夏です。
前半、色々やめましたから予定額の半分もいってなかったのですね。ついつい、頭であれこれしないと…と思い始めていたのです。ところが、「いけない!わたくしは実験をしていたのだった!これでは今までと一緒になってしまう」とそういうことをするのをやめたのです。
そして、宇宙に任せたのだから実験を続けて、楽しいことだけをする、と決めたのですね。これでこのまま売上が上がらなくても、その時はその時だわ…と開き直ったのです。
もちろん、不安とか心配もありますよ。でも、いつも書いてますようにそこを見続けなくていいじゃないですか。そこを見続けるという選択をするのをやめたのです。そして、無駄に数字を追うことは一切しないで年末…。
見事に予定をクリアーしていたのですね。
そして、今年…
一回だとまぐれかもしれませんので、今年も引き続き実験続行。
面白くないと思ったらすぐやめる。…ということで月替わりのメニューもあったりして…勘のいいお客様方は「そろそろ、これなくなるかも…」と思って受けてくださっていたり…(笑)
ええ、そうですね。最初に受けれたらラッキーです。次ないことがよくあります(笑)
…というようなやり方をしていて…ほぼ、目標達成しておりますね。
ええ、昨年は前年度の1.5倍
そして今年は昨年の1.5倍です。
…そう、決めないのです。
どうやるか、どうするか…を決めないで、やりたい…がくるまで待つ、という感覚なのですね。
そうするとふと思い浮かぶのです。やりたいことや、面白そうなことが…
でも、こう言いますと短絡的な方は仕事の上でやらなくてはならないことも「やりたくないから…」とやらなくていい、として失敗していくのです。なんでしょうねー。この基礎体力とでもいうのかしら。基本知識?知性?知力?人間力?
これはベースでないとダメだと思います。
敬う気持ちや地道にこれだ、と思うことをやれる力というのかしら。そういうものをなくして、やりたいことだけやっていても、表向きの心とは裏腹のブラックな気持ちが表を食いつぶしてしまうように思うのですよ。
だから、日常を整える、ということを地道にしている方が変化が早いです。何か特別なことの時だけ、こう思おう、なんて無理。
日常、どれだけ自分が心地よくなる思考を選択できるのか。
それには今、自分がどういう思考を選択しているのか、ここに気がつきませんとならないのです。ある程度のところまではいくかもしれませんよ。ある程度ポジティブなら。
でも、人を引っ張っていくことになったり、何かをしようと思ったら、自分のブラックな部分、闇の部分をちゃんと受け入れて、ちゃんと見てないとあとでそれに飲まれます。だから、いつも言うのですがブラック上等!なのです。なくすことではないのです。ちゃんとそれを受け入れて、その力すら使うのですよ。
次回はこのブラックな気持ちについて書きましょうかね。
「フリーマインドという生き方」
「フリーマインドという生き方2感情を感じてみる」
「フリーマインドという生き方3何を欲しているのか明確にする」
「フリーマインドという生き方4気楽さと覚悟を持つ」
「フリーマインドという生き方5不安をコントロールせよ」
「フリーマインドという生き方6一番大切なことは〇〇」
「フリーマインドという生き方7自分と社会と調和させる」
「フリーマインドという生き方8内面と外見を一致させる」
「フリーマインドという生き方9環境が合わないと思ったら…」
「フリーマンドという生き方10価値観の違う人といない」
「フリーマインドという生き方11 人との付き合い方」
「フリーマインドという生き方12「ちゃんと」をやめる」
「フリーマインドという生き方13直感を信じるために」
「フリーマインドという生き方14気軽さを持つこと」
「フリーマインドという生き方15妄想癖のある人たち」
「フリーマインドという生き方16自分を一番傷つけるのは…」
「フリーマインドという生き方17ちゃんとやる、とは…」
「フリーマインドという生き方18自分のオーダーを知る」
「フリーマインドという生き方19色々体験してみたらいい」
「フリーマインドという生き方20こうしなくちゃ、はやめる」
「フリーマインドという生き方21.思いつきでやってみる」
「フリーマインドという生き方22.ある方を見る、の意味」
「フリーマインドという生き方23.正しい宇宙へのオーダーの仕方」
「フリーマインドという生き方24.ブラック上等!」
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