感じることを始めたわたくしは実に様々なことに興味が出てきました。いえ、興味があったことに気付いたのですね。
それまでも例えばまだ日本にワインの学校が3つくらいしかない時代にワインを学びにいったり、興味があることに対して割と積極的だったと思います。
こういうことを知りたい、と思っているけれども講座に通うまでか?という人や先生と合うかどうかわからない…ということが気になって一歩が出せない場合もありますね。そこで、その道の専門家にエントリーレベルのセミナーを安くして頂いて、気に入ったらその先生の本講座に通ってもらう、というスタイルの入門講座をやってみよう、と考えたのです。
面白そう、を大事に行動してみる
最初に考えたのはスピリチュアルなことを話してもらう…ということで、『天使のメッセージ』という本を出されていた中森じゅあん先生 という方に講座をお願いできないかと企画書を作ってお送りしたのです。
思っているだけでなくて、まず行動です。思いを形にしてみる、そして相手に伝えてみる、ということ。これ、大切です。
そうしましたら、ご本人からお電話を頂戴しましてね。当時はお母様の介護をされていらっしゃり、予測がつかないので講演などは控えているということで開催はされませんでした。が、じゅあん先生は算命学もされていて(確か日本算命学会の副会長か会長さん?)算命学でわたくしが勤めていた会社で講演をしたことがある、とおっしゃるのです。
びっくりしたのはここからで、その時に窓口になった方がNさんという方だったのですが、なんとわたくし、翌日から部署が変わるときで、そのNさんの代わりにその部署に異動することになっていたのです。Nさんなんて名前は沢山ですし、当時社員2万人いましたのにね。不思議なご縁でした。
その後、じゅあん先生のされている講座に参加したりしましたが、またお目にかかりたくなりましたね…。
まあ、その時はじゅあん先生の講座は断念して、次に思ったのがメイクはどうだろう?と考えたのです。デパートの化粧品コーナーの怖いお姉様方ではなく、その人の良さを引き出すメイクを教えてくれる人はいないか…と思っていた矢先です。
当時、パーソナルカラーを学んでいたわたくし、(興味があるものをやってみる、というところにシフトしていたので)そのカラーの先生の御宅にフラッと遊びにきたのが当時メイキャップアーティストをしていたタリカだったのです。
メイクをする方だと知って、早速こんなことをしたいのだけれど…とお話ししたら「面白そう!」と引き受けてくれることに。
第一回目のセミナー講師はこうしてタリカに決定しました。その後10年くらいにわたって、うちのサロンでやっていたメイク教室も引き受けてくださったのですよ。わたくしの結婚式のときも誕生日ズラパーティーのときのメイクもタリカですしね。
欲しいものを明らかにする
講師は決まりました。次は場所です。
公民館のような雰囲気のところでやりたくなかったのですよね。かといって、そんな貸会議室とか知りません。当時はまだネットがそんなに情報がなくて、調べる手立てが少なかったのです。
そこで思いついたのが、雰囲気のあるレストランのアイドルタイムです。アイドルタイムというのはランチタイムからディナータイムまでの間の何も使ってない時間です。
当時六本木事業所に勤めていたわたくしは、ランチによく行っていた鳥居坂のバブリーなイタリアン、天井が高くて豪華にきらびやかな雰囲気のお店でしたが、ここに交渉しにいったのです。アイドルタイムに場所を貸して欲しいと、お茶とケーキを頼むので、それで2時間半くらい貸してください、とね。
言ってみないとわかりませんでしょ?ダメもとですよ。
そうしましたら、快く貸してくださったのです。最初のタリカのセミナーには30人くらい集まってくださいました。
そしてセミナー受講者の方に何かお土産をつけたかったのですね。
当時、大岡山に住んでましたわたくし。自由が丘を歩いていました時に凄い香りがするお店が新しくできていることに気がつきました。それが今はあちこちにある自然派化粧品・石鹸などを販売するLUSHの一号店だったのです。
そのLUSHの店長さんと仲良くなり、その頃まだできたばっかりだったのであちらも販促をしたいということで、商品を卸価格で出してくださり、皆さんにお配りするということができました。わたくしね、本当嗅覚鋭いと思います。大抵、これは?と思ったものは流行ります。だから、それが流行る前に始めて、流行ってきた頃には興味がなくなる、というパターン、多かったですね。
まあ、こうしてみると大事なのは、自分が何を欲しているのかを明確にすること。
そして、感覚を開き、情報をキャッチし、それに従って行動することだ、と思うのです。
次回は1回目からどんな広がりを見せていったのか、
また会社以外にどんなことを仕事にしていったのかということについて書かせて頂きますね。(つづく)
「フリーマインドという生き方」
「フリーマインドという生き方2感情を感じてみる」
「フリーマインドという生き方3何を欲しているのか明確にする」
「フリーマインドという生き方4気楽さと覚悟を持つ」
「フリーマインドという生き方5不安をコントロールせよ」
「フリーマインドという生き方6一番大切なことは〇〇」
「フリーマインドという生き方7自分と社会と調和させる」
「フリーマインドという生き方8内面と外見を一致させる」
「フリーマインドという生き方9環境が合わないと思ったら…」
「フリーマンドという生き方10価値観の違う人といない」
「フリーマインドという生き方11 人との付き合い方」
「フリーマインドという生き方12「ちゃんと」をやめる」
「フリーマインドという生き方13直感を信じるために」
「フリーマインドという生き方14気軽さを持つこと」
「フリーマインドという生き方15妄想癖のある人たち」
「フリーマインドという生き方16自分を一番傷つけるのは…」
「フリーマインドという生き方17ちゃんとやる、とは…」
「フリーマインドという生き方18自分のオーダーを知る」
「フリーマインドという生き方19色々体験してみたらいい」
「フリーマインドという生き方20こうしなくちゃ、はやめる」
「フリーマインドという生き方21.思いつきでやってみる」
「フリーマインドという生き方22.ある方を見る、の意味」
「フリーマインドという生き方23.正しい宇宙へのオーダーの仕方」
「フリーマインドという生き方24.ブラック上等!」
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