今日は仕事始めでしたが、群馬から新鮮なご自分のところで作られたお野菜を持ってきてくださったSさまが2018年の最初のお客様でした。自分が望んで農業をするために群馬に旦那様とお引越しをされたそうです。数年前まで本当にネガティブで思ったとおりにならない毎日に苦しくてヒーリングに行って潜在意識のことを勉強しだし、最近ブログをご覧くださって訪ねてくださいました。
(獲物を狙うルシファー)
なぜ思い通りにならないか
とてもお勉強されていて…というか、わたくしのブログも読んで振り返りもちゃんとやっていてくださっていて…。そして質問をお持ちになってきてくださってました。
これはとても大切なことで何を聞いたらいいかわからない、というよりも自分でやってみて、考えてみてどうしてこれはできないのか、ここはどう思ったらいいのか…そんな風に疑問を持っていらっしゃると自分の中にも聞いたことが入りやすいのです。
Sさまは長年夢であった森林も含んだ土地を買って、農業だけではなくて様々なことをやっていきたいと思っていらっしゃり、そういう土地を探していたのですが、何となくうまくいかない。話が決まりそうになると頓挫するということがあったようでした。そして、どうして叶わないのか、何かブロックがあるのか、イメージが足りないのか…と試行錯誤されていらっしゃいました。
物事が叶わない、ということの裏には様々なことがございます。
「本当はそれを望んでいない」というケース、多いです。
誰かの、幸せな姿とか成功している姿とかを見て、いいな、自分もそうなりたいな…と思ったとしても意識はそうしたくても、本当のあなたの望みはそこにはないケースもございます。そうしたとき、本当の自分が全速力でブレーキをかけているのですよね。
また、なんとなく思っているのでぼんやりしている…というケースもありますでしょ。
「今ではない」「それではない」ということも多いです。
タイミングはあります。これを学んだあとでないと、これを経験したあとでないとうまくいかないとか身にならないとか、いいものに出会えないとか、よくあります。自分の準備がまだできてないことが多いです。
こうしたこともベストなタイミングで起こるはずなら起こる、と任せていくと「なぜ叶わないんだ?」とやきもきしたりイライラすることも少なくなるでしょう。今でなければ、その時のほうが波に乗りやすかったり、そのあとに起こることに対処できたりすることもございます。
そもそも、それではないという場合はその時でなくて、違うということに気付けてよかったわけですから、これも結果オーライになるわけです。
でも、人は「何故叶わない?」「何故手に入らない?」とないこと、できないことを虫眼鏡のようなもので見るものですから、物凄く大事に思えてきてしまうのですよね。
それが手に入らないと本当に困るのですか?
ある、を見るということ
Sさまの場合は…今住んでいる家がいやで嫌でしょうがない、ということをお話されていたのです。一刻も早くここを出たい、という思いをお持ちになっていらっしゃって。
そういうエネルギーを見る方からもここは土地も家も悪いから一刻も早く移ったほうがいい、と言われていて…というお話をされていらしたのです。
気学や風水的にそうなのかはわかりません。
でも、わたくしが感じたのは本当に大事に大事にここに住んでいるSさま方を思っている土地神さま?のような存在でした。わたくしね、見えたり聞こえたりするわけではないのですよ。
わたくしの場合は、ダイレクトに脳幹に情報が入ってくるので「わたくしが思ったこと」「わたくしが感じたこと」としてしかわからないので、誰かの言葉ということではないのです。
ですから、そのお話をお聞きしたときにわたくしが感じたのは、優しさと寂しさでした。あまりないことなのですがね、このセッションの間本当に涙が沢山こぼれました。
その日当たりもそんなによくない、本当に崩れそうな家であるものに感謝しろ、と言われてもこれについては本当にできない…とSさまはおっしゃっていたのです。ええ、そうでしょうとも。
もちろん、そうなんです。嫌いな思いをないものにして、感謝するなんて難しいです。
でも、普段は見ないようにしているけれども、そこに10年住まわれてきて、よかったこともあるでしょ?美しいこともありませんか?花は咲きませんか?日当たりの良い、心地よい場所が一箇所でもないですか?100個嫌なことは並べられるかもしれません。でも10個くらいのいいことはございませんか?
そうお聞きしたのです。嫌だと思う、その思いをなくすことではなくて、その思いがあったとしても、ほんの少しだけでも良いところがありませんか?それを意識にあげることはできませんか?
なかったことにするのではなく、ああ、こんなところがあった、と意識にあげることができますか?と。
Sさまは「あります、あります…」とおっしゃって涙ぐまれてましたが、そうなのです。そのあることを思い出して、「ありがたいな…」と思うことなのです。
苦しいこと、嫌なことは依然としてあるのです。
なくなりはしないのです。でも、その中でもあること、に意識を向けていくこと。
これはこうして書いていても、なかなか通じないかもしれませんね。お会いしてお話することでしか、伝わらないものもあります。
そう思っていけるように、今繋がっているこの土地と家が嫌いだという情報場をクリーニングして、新しい情報場に繋ぎ直しましたけれども。それでも、このあるほうを見る、ということ。これをこの場所でできるようになったなら、これからどこにいっても嬉しく幸せなことが沢山になります。
今、しんどいところにいるのでしたら、そこの中のそれでも良いところ、何かないか探してみてください。それをどれだけ見つけられるか。幸せになれるかどうか、はこの幸せを見つける目を持っているかどうかにかかってきますから。
今に満足してる場合ではない…?
わたくしも昔、小娘の頃はもっともっとと今あるものに感謝なんてこれっぽっちもできませんでした。こんな今あるもので満足してたら、これで終わってしまう!と思っておりましたから。ああ、お馬鹿さんでしたね、わたくしも。
今、あるものに感謝して満足する、ということを申しますと浅はかな方々は(昔のわたくしのように)「こんなことに満足したら、これで終わってしまうじゃない!」というような思考になったりするのですよね。
今あるものに幸せを感じるから、自分から幸せな波動が出て、それと同じような現実を引き寄せていくのですもの。まだまだ!こんなもんじゃない!と思っているときは何色な感じですか?それと同じ状態を引き寄せているのですよ。それはずっと「こんなもんじゃない」と思わないとならない状態を望んでいる、ということなのですから。
このからくりがわからないうちは間違ったオーダーをしておりましたよね。
Sさま、厄病神くらいに思っていた土地と家ですが、そんな気にかけてくださる存在がいてくれたなんて…と言われて帰られました。お花がお好きな方のようで、是非お花を飾ってくださいませ。
そして、100%好きにならずとも2%のいいところを見ることができる、ということ。是非覚えておいてください。この先、また嫌だな…と思われることもあるかもしれません。
でも、心のどこかでここはありがとう…と思われる気持ちを忘れずに。
思い通りにならないことにフォーカスするのではなくて、今あるもの、できているものを見るくせをつける。それが心を軽くしたり、物事の流れをよくするコツでもございます。
Sさまの未来が変わった瞬間に立ち会えてよかったですよ。
その視点をもって、プロセスを楽しみ行動をしていらしてください。必ず、気づきを行動に変えること。それが未来を変えていくコツですから。
「フリーマインドという生き方」
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「フリーマインドという生き方3何を欲しているのか明確にする」
「フリーマインドという生き方4気楽さと覚悟を持つ」
「フリーマインドという生き方5不安をコントロールせよ」
「フリーマインドという生き方6一番大切なことは〇〇」
「フリーマインドという生き方7自分と社会と調和させる」
「フリーマインドという生き方8内面と外見を一致させる」
「フリーマインドという生き方9環境が合わないと思ったら…」
「フリーマンドという生き方10価値観の違う人といない」
「フリーマインドという生き方11 人との付き合い方」
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