第一回目のエントリー講座ではメイクについてやっていきました。そこから、ワイン、アロマ、ウォーキング、気学、紅茶、西洋占星術などの講座を開催していきました。占星術は日本でも3本の指に入る松村潔先生に来ていただき、講座を致しましたところ、半分以上はネットを見て60名を越す方々がお集まりくださいました。
ネットを見て、と申しましても当時はまだ一人一台の時代でもなく、ブログもSNSもない時代です。よく、集まってくださったものだと思います。
先生は自分が知りたい、興味があるというものを決めて、その先生を探しました。大抵はこんなものを教えて欲しいと決めますと二週間以内にそういう先生に出会うということが多かったですね。今なら、情報が沢山ですから調べるのは簡単ですよね。まあ選ぶのが大変かもしれませんが。
自分のできる、を形に…
そういうエントリー講座とは別にやっていた、自分が教える講座というものがいくつかありました。
実はわたくし、一番長くやっていたのがお料理教室なのです。
30歳の時に離婚したのがきっかけで友人たちがわたくしを元気つけようと、お料理を教えて欲しい、と言ってくれて当時豪邸に住んでいた(今もですが)友人宅のお台所をお借りして始めたのがきっかけ。細々と20年くらい続けてきてました。
コンセプトは身近な材料で手早く、美味しく、美しい料理を作る、でした。わたくしのレシピはほぼ3行くらいで終わってしまうもの。だから皆さん、8割はリピートして作っているということでした。
また、アクセサリー教室をやっていたこともございます。
まだ、ビーズアクセサリーと検索すると10個くらいしかサイトが出てこなかった時代です。もともと、会社の先輩が片方になったお気に入りのピアスをどうにかしたい、と言っている時に雑誌で紹介されていたアクセサリー作りを見よう見まねで始めた…というのがきっかけ。全くの独学で作っていました。
これも、頼まれたものを作っているうちに教えて欲しいという話になり、アクセサリー教室をするようになったのでした。頼まれてウエディング用のアクセサリー一式を作ったこともありました。
自分のできることを教えて欲しいと言われること、ありますでしょ?その時に必要以上に「私なんて…」と思わないこと。もちろん、上には上があるのですが、今の自分でもできることがある、ということです。
そのね、ベテランの先生と比べて引け目を感じること自体がおこがましいということです。そこと比べるところじゃないでしょう。
でも、やらなかったらいつまでもペーペーなんですよね。
だから、1分1秒でも早くやらないとならない、という気持ち。どうしたいの?どうなりたいの?それに必要なことはなんですか?ということ。今できるベストを尽くす、という気持ちなのです。
この時点で完璧を考えることほど身の程しらずなことはない、ということですよ。もっとこうなったら、ああなってからやる、ということじゃなく、学ぶことではなくて実践と経験を積むことが、初心者の人には大切なこと。やってみなければわからないことが多いのです。
そして、自分がいかにできないか、どこが出来ているかをきちんと知る、という姿勢がペーペーから早くベテランに上達していくために必要なことではないでしょうか。ちゃんと現実と向き合い、研磨していくという姿勢です。
(ベテランになりたい場合ですよ)
だから、頼まれたら是非やってみてくださいね。
しかし、そう考えてみますと自分がやりたいからこれをやる!ということって会社にいた時も今もほとんどないように思います。もちろん、面白そうだから始めているのですが、頼まれたからやる、流れがそうなったからやる、そんなことの繰り返しだったのかも…とこれを書いていて思いました。
会社に知られたら…?
副業が会社に知られたらどうしよう…と出来ない方もいらっしゃいますよね。もちろん、職種によってはダメなこともありますでしょうね。
今はずいぶん副業可、とかになってきているようですね。
わたしくが当時、どう思っていたか?
言われる前にあれこれ、考えるのではなくて言われたら考えようと思っていました。だいたい、副業ってどこまで副業?お茶やお花の先生は?株やっている方は?…と思っていましたし、会社の仕事は最優先でしたから。
言われてから考えようと思っていましたし、そんな会社の仕事に支障がでるくらいに忙しくなったら、辞めればいいでしょ?何かあったときに自分が責任を取る、というように決めていたら、怖いことなんてないでしょう?
そんな始めたすぐくらいのことで誰もあなたのブログみてないですし、チェックもしてないでしょう。ましてや、そんなことで会社の仕事に支障がでるくらいなら、やらないほうがいいです。仕事なめちゃ、ダメですよ。
自分のやりたい、を貫くにはリスクもちゃんと負う、という覚悟は必要です。これなくて、フリーマインドは成り立ちません。
気楽さと覚悟、相反するようですがどちらも大切な要素です。
というか、できなくてもやる、というマインドは会社にいたときに叩き込まれたように思います。本当、初めて触るソフトを3日後にはお客様に教えにいかないとならない、みたいなことは沢山ありました。本当、忙しい会社だったですが、振り返ると感謝しかないです。
あの会社にいれてよかったなぁとしみじみ、思うのですよ。これが実は独立して自分で仕事をする段になってみて、もっと思ったことだったのです。
ああ、わたくしは起業に必要なことは会社時代にお金貰って勉強させてもらっていたんだ、と思いました。さあ、次回は起業の段階でのフリーマインドについて書かせて頂きますね。
ネットもSNSもない時代に、なぜ全国から、海外からも人は集まってくださっていたのか?これがわたくしがゆるゆるとうまくいく秘訣かもしれません。
(つづく)
「フリーマインドという生き方」
「フリーマインドという生き方2感情を感じてみる」
「フリーマインドという生き方3何を欲しているのか明確にする」
「フリーマインドという生き方4気楽さと覚悟を持つ」
「フリーマインドという生き方5不安をコントロールせよ」
「フリーマインドという生き方6一番大切なことは〇〇」
「フリーマインドという生き方7自分と社会と調和させる」
「フリーマインドという生き方8内面と外見を一致させる」
「フリーマインドという生き方9環境が合わないと思ったら…」
「フリーマンドという生き方10価値観の違う人といない」
「フリーマインドという生き方11 人との付き合い方」
「フリーマインドという生き方12「ちゃんと」をやめる」
「フリーマインドという生き方13直感を信じるために」
「フリーマインドという生き方14気軽さを持つこと」
「フリーマインドという生き方15妄想癖のある人たち」
「フリーマインドという生き方16自分を一番傷つけるのは…」
「フリーマインドという生き方17ちゃんとやる、とは…」
「フリーマインドという生き方18自分のオーダーを知る」
「フリーマインドという生き方19色々体験してみたらいい」
「フリーマインドという生き方20こうしなくちゃ、はやめる」
「フリーマインドという生き方21.思いつきでやってみる」
「フリーマインドという生き方22.ある方を見る、の意味」
「フリーマインドという生き方23.正しい宇宙へのオーダーの仕方」
「フリーマインドという生き方24.ブラック上等!」
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